Thursday, November 20, 2008

ハチ公物語

1987年8月公開


昭和初期、東京の大学教授上野(仲代達矢)の元にやってきた秋田犬の子犬。ハチと名づけられ、いつしか毎日渋谷駅までの送り迎えが日課となる。ある日上野は授業中に倒れ帰らぬ人となる。しかしハチは上野の帰りを待ち続ける…。



先生とハチの絆。先生はハチをとてもかわいがり、ハチはとても先生を慕っていた。この映画のすべてのシーンがすばらしい。来たばかりの秋田犬に"ハチ"と名づけるシーン、先生がハチのノミを取ってあげるシーン、お散歩のシーン、渋谷駅への送り迎え、先生のお葬式、その後も先生の帰りを待ち続けるハチ・・・最後、幻の中での先生との再会…もうこのシーンに行き着く頃には号泣号泣号泣です。犬好きでもそうでなくても、ハチ公を知っていても知らなくても、きっとこの物語はすべての人に感動を与えるだろう。忠犬ハチ公。ハチは最後まで忠犬でした。








*現在の銅像は戦後に作られた二代目で、初代の像は戦時中に供出されて武器へと変わってしまったということです。


ハチ公バス :)